「迷惑をかけてはならない」日本人

みなさん、こんにちは!

今月に入って日差しが強くなったとはいえ、朝はまだまだ涼しいですね
 
 
さて、実はもう何十年もペーパードライバーのまま運転免許証がただの身分証明書と化しているのですが
有効期限が切れるということで、先週末に免許更新の手続きに行ってきました
 
ちょうど前後の週に免許センターで工事があったようで
できれば避けてくださいと言われていたこともあって受付時間前から長蛇の列
私の後からも来るわ来るわで、県内からものすごい人が集まっているようでした
 
30分ほど並んでやっと受付を済ませ、適正審査、講習を受けたわけですが
そのときにふと思ったんです
 
 
平日は仕事で(もしかしたら理由は仕事だけではないかもしれませんが)更新手続きを日曜日にするしかない人がこんなにもいるんだ!
 
もし、ちょっとした用事があるときは数時間だけお休みをもらうかわりに別の日に残業するなどの柔軟な働き方ができていたり
そういうことを言いやすい職場の雰囲気、同僚や上司との人間関係があれば
更新手続きは近くの警察署で済ますことができるわけで、こんな辺鄙なところにある免許センターまでわざわざ行く必要がないわけです
 
それなのに、日曜の早朝からこれだけの人が更新手続きに来るってことは、みんな自分のことよりも仕事が優先
いってしまえば、自分を犠牲にしてまで仕事を優先しているし、そうすることが当たり前になっているんだなあと
 
 
働き方の不自由さ・窮屈さから少しずつ働き方の幅が広がってきたとはいえ
まだまだこんな状況だというのは
ひとつには、自分が休むことで職場に迷惑をかけるんじゃないだろうかという
日本人特有の「迷惑をかけてはいけない」という思いが根底にあるからではないでしょうか?
 
「迷惑をかけてはいけない」って本当に小さな頃から親に言われ、学校の先生に言われてきましたよね
 
確かに人が嫌がることはやってはいけないと思うんだけど
それがあまりにも協調され過ぎていて、迷惑をかけてもいいのにそれも我慢しなければならないってなっているのが今の日本人じゃないかと思うんです
 
だって、人間は社会性のある生き物で、何かしら組織の中で生きているから
組織のルールが自分にとって都合が悪いということは必ず出てきます
 
でも、その度に「迷惑をかけてはいけない」と思って我慢・妥協ばかりしていたら息苦しくてたまらないし、チームプレーをして組織を進化させていくこともできません
 
そもそも「迷惑をかける」ってどういうことなんだろう?
それって本当に迷惑なことなんだろうか?
 
ということを改めて問い直す必要があるなあと思いました
 
「迷惑をかけてはいけない」
そこに対する認識が変われば、働き方にももっと自由が生まれて職場の雰囲気や同僚との関係性も変わってきそう
 
先週末の免許更新を通して、そんなイメージが膨らんできたのでした
 
 
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました☆