理想のチームを創りたい!

先日、とあるイベントに参加してきました!
そこで登壇されていた方が、将来創りたいチームの形があると仰っていました
 
それが”オーシャンズイレブンのようなチーム”
 
1つの目的を達成するために様々な個性や特性を持った個人が集ま
ある場面では彼が活躍し、ある場面では彼女が活躍する
そして周りのみんなはそれを全力で応援することができるチーム
 
一人ひとりが活力に溢れてキラキラ輝いているのが目に浮かぶよう
本当にそんなチームが創れたら、とても素敵ですよね
 
映画やアニメ、小説の中でも理想として描かれるのはいつもこんなチームの形
いつか自分もこんな素敵な仲間を見つけるんだ!
そう思っていらっしゃる方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います
 
でも、どうしていつも人はこういうチームに憧れるのでしょうか?
それは、これまでのチーム、つまり組織の形・あり方が全く正反対だったからではないでしょうか
 
どういうことかというと、これまで多様な考えや個性を持った集団をまとめるのに
権力者たちは「力」を使ってきました
 
王の時代には、「暴力」という力を使って
命令に従わない者は殺害したり拷問したり、親類縁者にまでその暴力は振るわれました
それによって民衆に恐怖心を与え、無理やり従うようにさせてきたのです
 
その後、産業革命が起こり資本主義・個人主義の時代になると
「財力」という力が使われるようになりました
お金がなければ生きていけない社会を生み出し
生活にあえぐ労働者にわずかな給料で重労働、長時間労働をさせる
これも給料が支払われなければお前は死ぬぞ、家族も路頭に迷うぞと不安・恐怖心を与え、強制的に組織の歯車の一部として働かせてきたのです
 
まさに今の日本社会でも起きている現象ですよね
 
いつの時代にも共通するのが、「個人の尊厳が全く無視されている」ということ
王と家来、王と民衆、お金持ちと貧乏人、社長と従業員・労働者
必ず上下関係を創り、暴力や財力といった力で下位にいる人たちを強制的に統制しようとするので
個人の個性、能力が最大限活かされることがなく、やる気・モチベーションがどんどん失われいく
そして、ただ不安・恐怖心から王のもとで働く、社長のもとで働くということを繰り返すようになり
自分が何のために存在しているのか、働いているのかが分からなくなってしまう
ひどければ、ただ死ぬことができないから生き続ける状態
今のままでは、組織はそれぞれの個性・能力を潰す方にしか働かないようになっているんです
 
当然いつまでもそんな状態は我慢ならないし、その限界が来ているのが今の時代
 
自らが主人公になってもっと主体性ある働き方をしたい!
自分のやりたいことに全力を尽くしたい!
上下関係ではなくフラットな組織で、お互いの能力を高め合いたい!
一人ひとりが輝ける、そんな組織を創りたい!
 
今、社会にはこんな声が蔓延しているように感じます
だからこそ、オーシャンズイレブンのようなチームにみんな惹かれるんですね
 
じゃあどうすれば個々の個性・能力を最大限活かし、育てあう組織が創れるのか?
次回はそのことについて書いてみたいと思います
 
 
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました☆