今ここの選択から未来へ③

イエスマンとなった私は法律事務所に就職し、
法律事務に携わるようになりました

 

仕事内容といえば、弁護士が指示してきたことをミスがないように正確にやる
イエスマンにはおあつらえ向きの仕事です

 

もともと事務作業が得意だったこともあって着々と仕事をこなしていくので
弁護士からはある程度信頼されていたし、
私自信、必要とされていることに満足して楽しく働いていました


それでも、時折とてつもない虚しさに襲われるのです

 

本当に誰かの役に立っているんだろうか
指示されるままに動く自分は何だかロボットのようだ
何のためにここで働いているんだろう・・・

 

虚しさを解消しようとして、タップダンスを習い始めましたが、
一時的な楽しさはあるだけで、満足することはできませんでした。

 

資格があったらもっと人の役に立つ仕事ができるかもしれないと思って
資格取得に向けて勉強することもありましたが、
勉強に力が入らず、合格にはいたりませんでした。

 

そもそも自分がどうしたいのか、どうなりたいのかもわからなかったので、
すべて中途半端に終わってしまったのです。


途方に暮れていたところに、友人から、
ちょっと面白い女子会をするから参加しないか
とお誘いを受けました

 

どうせ時間もあるからちょっと行ってみるか

 

そんな軽い気持ちで参加したのですが、
それが今携わっている教育事業との出会いになりました

 

『n-Tech』

 

認識技術「観術」と呼ばれ、
今までにない全く新しい教育を可能とするものでした

 

人間とは何なのか、何のために存在するのかが論理とイメージによって明確にわかり、
今ここ過去に縛られない新しい人生を再構築することができる技術

 

このn-Techとの出会いによって、
私の人生は少しずつ動き出したのです


(④につづく)