ホームレス支援から見えたこと

先日いったトークイベントのご報告☆
 
ビッグイシュー基金などのホームレス支援をされている方のお話を聞くことができました
 
ホームレスの人ってどんなイメージ?ってところから
ホームレスの方の現状、社会復帰に向けての活動
世界のホームレスと日本のホームレスとの違いなどなど
 
その中で感じたことは、今の社会には誰をもホームレスにしてしまう社会のひずみが隠れていること
 
例えば、会社組織のやり方や人間関係が合わなかったとか
地元、特に田舎でよくあることだそうですが、閉鎖的な人間関係に嫌気がさして都会に出てきたものの
そう簡単に良い職に就くことができず、家族にも頼ることができなくて困窮していくとか
 
さらには、やっとの思いで社会復帰のための資金を貯めたとしても
家を借りるにも必要なモノや手続きが多くてハードルが高く
社会復帰すること自体を止めてしまうといったこともあるそう
 
多様性を認めようとする風潮とは逆行して、まだまだ社会のレールはしっかりと残っていて
ひとたびレールから外れると、再びそのレールに乗るのは相当難しいのが現状なんですね
 
でもなによりも一番重視しなければならないと思うのが
全ての躓きのきっかけは人間関係の問題であるということ
 
家族との関係性がうまくいかない
会社の上司や同僚と協力体制をとることが難しい
 
コミュニケーションの問題、つまり、それは「観点の問題」とも言えます
 
ホームレス問題を解決しようとするなら、観点の問題をクリアする必要がある
今目の前で困っている人の支援と同時に、ホームレスを生み出す社会になってしまっている原因の根本
「観点の問題」を解決することが急務だなと改めて感じました
 
 
最後まで読んでくださってありがとうございました☆