「黙食」

今週に入って本格的な冬を感じられるようになりましたね
これだけ寒いと暖かいコーヒーやスープでほっと一息ということも増えそう
そこに何気ない会話が加われば、もっと心があったかくなるかも✨
 
でも、あえて会話をせず食事をいただく「黙食」という作法があるのをご存知ですか?
 
「黙食」とは漢字のとおり黙って食事をいただくこと
 
尊いいのちをいただくことに対する敬意
生産者、調理をしていただいた方への感謝
食事をともにすることによる共感
 
黙っていただくことによって、そういった食を通しての繋がり・関係性を深め
自分の内側と向き合うことを目的とした仏教の作法です
 
ところが、本来の目的が歪曲されて、黙食が取り入れられている教育現場があるようです
 
思ったことや感じたことを素直に口にするのが子どもたち
わくわくすることがあればじっとしていられるはずがありません
(これは子どもたちに限ったことではありません笑)
 
給食はクラスメートとわいわいおしゃべりしながら過ごせる楽しい時間
だから、必要以上に時間がかかったり何かハプニングが起こることも十分に考えられます
 
しかし、学校側からすれば、時間通りに次の予定に進まない
ハプニングが起こると余計な仕事が増えては困りますよね
 
そんな考えもあって、子どもたちがスムーズに食事を終わらせるように
黙食を取り入れているそうなんです
 
「黙食」の趣旨をわかって実践している子どもたちが
どれくらいいるんだろうということにも疑問ですが
大人に比べると判断基準が未熟な子どもたちは決められたことに従うしかない
これが原状ですよね
 
子どもたちにとっても学校側にとってもwin-winになる形
お互いの立場・考えをわかった上で、新しい給食の時間を創造する
 
nTechを使えば、学校がもっともっと楽しい場所になるのになあ
なんてことを思ったのでした
 
 
最後まで読んでくださりありがとうございました☆