祖父の死によせて

先月末、祖父が亡くなりました
危篤の知らせを聞いてからちょうど1ヶ月ほど
一度は食べ物を口にできるほどに回復したものの
以前のように元気になることは叶わず、息を引き取りました
 
 
祖父の死を通して改めて感じたこと
 
人が亡くなって後に残るのは地位や名誉、財産ではなく
どんな生き様をしてきたのか
家族や友人とどんな繋がり・関係性を築いてきたのか
どんな想い・意志を生き残った人たちにバトンパスしたのか
 
すべて形があるものではないから5感覚では認識することはできない
だけど、認識しようと思えば明確に認識できる
 
祖父の想いや意志ひとつひとつが
私たち家族を、祖父が出会った人々を、戦前から今ここに繋がる日本社会を
そして世界までも形創ってきたことを思うと
 
目の前に広がる世界を心の奥底から感謝とともに抱きしめたい
祖父をはじめ、人類が抱えてきた苦しみや涙を昇華させて
人間が人間らしく、尊厳そのもので生きられる未来を紡いでいきたい
そして、この命がつづく限り、後世に誇れる生き方をしたい
 
この想いを胸に、また今日からRe・Startしていこうと思います
祖父への感謝を込めて